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宮崎敦にとって今シーズン2戦目となった2008年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦。その戦いの舞台となったのは大分県と熊本県の県境に程近く、標高900mに位置するオートポリス・サーキット。天候に左右されることが多いこのサーキットだが、今週末も例外ではなかった。
前回の筑波で即席チームながらポイントを獲得した宮崎。今回は筑波と違うメカニック陣が宮崎をサポートすることになった。長年、宮崎のスポンサーをしてきた銀色バイクが今回のレースを担当。宮崎にとっては筑波に続き、新しいメカとの連携が重要になった。
金曜日にはA.R.T.合同練習が行われ、宮崎はこの日から調子が上向きだった。セッティングを詰めていく過程ながら、この日のトップタイムをマーク。週末に向けて、最高のスタートを切った。
そして迎えた予選。午前中と午後の2回で予選が開催されることが多いが、今回は午前10時55分から40分間の1回のみ。ミスは許されず、この40分をどう組み立てて行くかが重要となる予選となった。ウェットコンディションで始まった予選の序盤で宮崎は、前回の筑波と同じ、マシン以外のマイナートラブルに見舞われた。周回を重ねてはピットインし、そのトラブルの応急処置をしてはコース復帰を繰り返した。だが、この状態でタイムは伸びず、予選20番手前後での走行が予選後半まで続いた。セッションが終了に近づくにつれ、コースは乾いて行く難しいコンディション。このセッション中に宮崎を苦しめたマイナートラブルを補修しようと残り5分でピットインしてみるものの現象は解消されず、最後の1周にすべてを賭けた。スリックタイヤでタイムアタックする者も出る中、宮崎は前後レインタイヤのままコースイン。そしてセッション終了間際で2分6秒788をマークし、予選3番手を確保した。
宮崎にとって久しぶりのフロントローからのスタートとなった決勝。宮崎は好スタートを決め、オープニングラップで2位に浮上する。しかし、この時点でトップとは1.6秒の開きがあった。だが、宮崎はファステストラップを刻みながら、トップとの差を周を重ねるごとにタイムを縮めて激しいトップ争いを展開する。そして、7周目には一時は1.8秒近くまで開いたトップとの差を縮めて、トップに立った。
だが、トップに立ったこの頃からマシンの操作性が悪化していた。バトルしながら宮崎は我慢のレースを展開。最後までトップ争いを繰り広げた。最終的には3位でゴールし、表彰台を獲得した。 |